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石巻市中瀬地区の再生計画 [まちづくりの仕事]

11/18、初めて石巻を訪問。津波で大きな被害を受けた中瀬地区は、全体が公園とされる構想となっている。写真は造船所跡で、船を引き込むレールなどが残っている。ここには防潮堤は造られない。この小さな浜は水に触れることができる環境があり、産業震災遺構としても貴重なものだ。それぞれの記憶を引き継いだ復興が大切だと思う。
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プレイスメイキング シンポジウム & 連続座談会 [まちづくりの仕事]

11/28(金)14:30より、街に賑わいをもたらすアーバンデザインの研究・実践者であるヤン・ゲール氏をお迎えし、Pプレイスメイキング 公開シンポジウム「ヒューマンスケールのまちづくり」があります。会場は東京大学本郷キャンパス・伊藤謝恩ホールです。入場無料。ご参加には予約が必要です。申込はメールで次のアドレスまで。
nsri_info@nikken.jp

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またそれに先立って、プレイスメイキングをテーマとした、3回の連続座談会があります。
既に9/3, 9/21は終了し, 次回は10/28(火) 18:00~19:30、場所は吉祥寺グランキオスク です。
筑波大学渡和由先生、日本大学三友奈々先生とご一緒に、私も登壇の予定です。こちらは予約不要、先着順(定員約30名)です。

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魅力ある都市空間づくりについて、おもしろい話になると思います。ぜひご来場ください。

このシンポジウム、座談会は国土交通省都市局主催で、下記URLにパンフレットがあります。

http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_machi_tk_000056.html

飯館村 復興公営住宅の見学 [まちづくりの仕事]

福島県飯館村が原発避難者を対象として福島市飯野町に建設し、先ごろ入居開始された復興公営住宅を見学した。
敷地の中央に「みんなの広場」があり、その中に集会所が設けられている。広場の外周は幅員約6mの道路があり、その外周に戸建と2戸1住宅、合計23戸が配置されている。

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集会所。内装は木を基調とし、人々が集うサロンのような印象。
テラスには椅子、テーブル、パラソルが備えられている。
広場の舗装はラバーで、子どもが走り回れる仕様。

入居者は中学生以下の子どものいる家族となっている。
集会場、それを中心とした広場や宅地の配置、バリアフリーのアプローチなど、子育て世代向けの配慮が様々になされていると感じた。

住宅建築の外観は一般的なサイディングであるが、断熱材は屋根、壁ともグラスウール200mm、Low-Eペアガラス樹脂サッシなど、高い断熱性能を持っている。

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戸建住宅

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2戸1住宅

またこの住宅地から徒歩圏内に村立の幼稚園、 小中学校があり、通学の便も改善される。

一方、この住宅は「募集定員割れ」状態で、今後追加募集があるという。
今後、どのような復興公営住宅を作り運営していけばよいか。
この団地に入居を決めた鍵は何か、暮らしてみてどうかなど、住民の話を伺ってみたい。

福島県 復興公営住宅計画 [まちづくりの仕事]

原発被災・避難者の住まいとして、福島県が復興公営住宅の建設を始めており、その敷地候補地数か所を先日見せていただきました。仮設住宅での生活は既に3年、早期にコミュニティ形態を維持しつつ、より快適に住める住宅を整備する必要があります。一方で、公営賃貸としてどこまでできるか、数年後帰還や再移住が進んだ後はどうするかなど、様々な課題を認識させられました。

今後は、住宅地のデザインガイドラインと、モデル的な地区の計画に入る予定です。

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(計画予定地のひとつ)

長野県飯田市 橋北地区のまちづくり [まちづくりの仕事]

8月7日、数年ぶりに長野県飯田市を訪問。10~8年くらい前に土地利用計画づくりのお手伝いをしていました。
市の中心市街地は河岸段丘の上にあり旧飯田城の城下町で、その地形から「丘の上」と呼ばれ、谷川橋を境に橋南、橋北の2地区に分かれます。

今回は橋北地区のまちづくりがテーマ。この地はかつては武家屋敷、寺社が多く、落ち着いた雰囲気です。旧酒造所の再生・活用を核とし、既存の街並みを活かした修復型のまちづくりになりそうです。

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橋北のまちかど

飯田は、歴史文化が豊かであり、橋南地区のリンゴ並木の整備、再開発事業さらには太陽光発電や人形劇など多くの点で全国にも知られたまちです。橋北では橋南とは別の特性を打ち出すビジョン、小さなスケールの事業誘発がポイントになりそうです。

私は都市デザインの観点を中心に、考えてみたいと思っています。

今回の会議は写真の旧飯田測候所、現在は市の施設として「おひさま進歩エネルギー株式会社」が指定管理者になり運営されています。建物は登録有形文化財です。

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いかにも測候所、という風景で、東側には雄大な南アルプスが展望できます。





神楽坂 粋なまちづくりとわたし [まちづくりの仕事]

8月8日(金)夜7時から、NPO粋なまちづくり倶楽部主催の第144回神楽坂まちづくりすまいづくり塾で、「粋なまちづくりとわたし」という題で、お話しさせていただきます。
私が神楽坂と出会ったのは昭和63年(1988)ですから、もう25年も前のこと。月日が経つのは早いものです。2003年頃から、まちづくり活動に参加しています。神楽坂ではたくさんの方々にお世話になり、多くを学ばせていただいています。
場所は神楽坂駅近くの「高齢者福祉施設神楽坂」です。参加費1000円になりますが、これはNPOの活動に充てさせていただきます。
神楽坂のまちづくりにご関心がある方は、ぜひお越しください。
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みなとみらい21地区 公共空間のにぎわい利用 ウェブサイト公開! [まちづくりの仕事]

横浜みなとみらい21地区では、公開空地、公園、駅前広場などの公共空間のにぎわい利用を行うための取り組みを進めてきましたが、このほどその経緯や現況、関連制度、エリアマネジメントのしくみなどをまとめたウェブサイトが公開されました。

http://www.ymm21.jp/city-info/development/area_management/lively_creation.html

弊社も過去3年ほど、一般社団法人横浜みなとみらい21からの受託業務として、社会実験の企画や検証、エリアマネジメント及びオープンカフェのルールづくりなどに参加してきました。

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地域の特性を活かしたパブリックスペースの活用が、これからも各地で進むことに期待です。

香川県商店街活性化コンペ [まちづくりの仕事]

7月6日(日)、高松市で標記コンペがあり、私は審査委員長として参加。書類審査を通過した6団体が公開プレゼンテーションを行い、4団体が採択されました。補助額は1件当たり200万円と、ソフト事業としてはまとまった額です。採択されたプランの内容は、「子どもたちと商店街を芸術で繋ぎ、商店街をアートで表現」、「デザインカレッジ学生によるコミュニティスペースの設置とデザイン普及活動」、「学生アントレプレナーによる1日店舗の体験実施」、「地元産品を使った商品開発と伝統芸能の展開」といったものでした。アートの活用、学生を主体とした企画、市民や子どもたちの参加などが目立ちました。
全国で商店街の活力が失われており、郊外店やネット販売との差別化が求められています。それにはまず商店街に来る理由が必要で、生活の場、コミュニケーションや体験の場、あるいは文化交流の場として商店街を見直すことが必要でしょう。また、補助金は単年度のもので、それがなくなっても事業が継続、発展することが大切。補助金は継続のための礎と捉えてほしいものです。
このような活性化支援事業は今後も継続が期待されますが、一方応募や参加者が少ないのが気がかりです。その理由を検討し、より参加したくなるコンペになることが期待されます。
詳細は下記の香川県ホームページご覧ください。

http://www.pref.kagawa.lg.jp/keiei/butai.html


公共空間のにぎわい利用 -横浜みなとみらい地区 [まちづくりの仕事]

日本では「公共空間」というと、一般には行政が所管する空間及び施設、すなわち道路、公園、港湾などを指します。そこではそれぞれの管理や利用についての法制度があり、民間の利用には制約があります。

横浜みなとみらい21地区にもそのような公共空間があり、にぎわいづくりのため、それをどのように活用すべきか?現行法制度のもとでは何が可能で、解決すべき課題は何か? そのような目的意識のもと、一般社団法人横浜みなとみらい21では数年間の社会実験を行い、空間利用に関するルールやエリアマネジメントの方式について検討し、弊社もその企画や分析、提案などに参加してきました。

それらを踏まえ、2013 (H25) 年に、公開空地利用のにぎわい利用についての横浜市条例の改正がなされ、公共空間の賑わい利用のための運営組織が立ち上がり、みなとみらい地区のオープンカフェ soto cafeがスタートしました。

昨日の日曜日も、みなとみらい地区ではsoto cafe がオープンし、多くの家族連れやカップルなどでにぎわっていました。広い空間が快適に活用されており、さらなる活性化に向けてステップアップです。

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公園(グランモール)でのオープンカフェ



神楽坂 NPO法人粋なまちづくり倶楽部 10周年記念イベント [まちづくりの仕事]

6月22日(日)、神楽坂で活動しているNPO粋なまちづくり倶楽部の10周年記念イベントがありました。実質は11年ですが、役員任期のことなどがあり、今年開催となりました。私は、設立の少し後からに参加し、主に都市計画の分野で活動してきました。アメリカから、メインストリートプログラムのマネージャーをお招きし、1週間にわたりワークショップやシンポジウムを行ったこともありました。神楽坂でのまちづくり活動を通し、多くのことを学び、多くの人たちと交流することができました。

記念イベントには地域の皆さん、大学、行政など約60名の方々が参集してくださり、それぞれ神楽坂のまちづくりやNPOへの思いを語り、大変和やかで良い会になりました。多くの皆さんに改めて感謝です。私は副理事長となり、微力ながらこれからも神楽坂でまちづくり活動を続けていきたいと思います。

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