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飯館村 復興公営住宅の見学 [まちづくりの仕事]

福島県飯館村が原発避難者を対象として福島市飯野町に建設し、先ごろ入居開始された復興公営住宅を見学した。
敷地の中央に「みんなの広場」があり、その中に集会所が設けられている。広場の外周は幅員約6mの道路があり、その外周に戸建と2戸1住宅、合計23戸が配置されている。

飯館村住宅 集会所.jpg
集会所。内装は木を基調とし、人々が集うサロンのような印象。
テラスには椅子、テーブル、パラソルが備えられている。
広場の舗装はラバーで、子どもが走り回れる仕様。

入居者は中学生以下の子どものいる家族となっている。
集会場、それを中心とした広場や宅地の配置、バリアフリーのアプローチなど、子育て世代向けの配慮が様々になされていると感じた。

住宅建築の外観は一般的なサイディングであるが、断熱材は屋根、壁ともグラスウール200mm、Low-Eペアガラス樹脂サッシなど、高い断熱性能を持っている。

飯館村住宅 戸建住宅.jpg
戸建住宅

飯館村住宅 住宅2-1.jpg
2戸1住宅

またこの住宅地から徒歩圏内に村立の幼稚園、 小中学校があり、通学の便も改善される。

一方、この住宅は「募集定員割れ」状態で、今後追加募集があるという。
今後、どのような復興公営住宅を作り運営していけばよいか。
この団地に入居を決めた鍵は何か、暮らしてみてどうかなど、住民の話を伺ってみたい。
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