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Great Urban Places in Asia 58 - バンコク Bangkok 2 [アジアの都市探訪]

サイアム~チットロム地区 Siam-Chit Lom area (その2)

サイアム~チットロムの間には、スカイトレインとショッピングセンターの間の通路状スペースに現代的なランドスケープが施されている。高低差を付けられた空間の上に滝を伴った水路、樹木の列植、幾何学形状の座る場所などが設えられ、都心のオアシスとして、多くの人たちの憩いの場となっている。

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サイアム駅の南側は若者の集まる街。街の規模は比較的小さい。古いビルが部分的にリノベーションされ、モザイク状の更新が進んでいる。

(続く)
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Great Urban Places in Asia 57 - バンコク Bangkok 1 [アジアの都市探訪]

 バンコクはタイ王国の首都で人口は約830万人、都市圏では約1,500万人に達する。バンコクは一般的な市ではなく首都府Bangkok Metropolitan Administrationによる行政範囲であり、50の区から構成されている。バンコクとは外国での呼び名である。タイ語の正式名称は非常に長いため通常はその最初の部分を取りクルンテープ(Krung Thep)と呼ばれている。

 バンコクの歴史は1782年、それまでのトンブリー(Thonburi) からチャオプラヤ川東側のラッタナーコーシン(Rattanakosin)に首都を移したことから始まった。そこに王宮が築かれ、王に許されたもののみが居住していたが、経済発展につれて市街地は東に拡大した。王宮建設当時、経済の中心は東側のヤオワラートにあったが、20世紀後半にはシーロム通りに移った。
今日まで、バンコクは急激に変化し、成長しつつある。都心部では大規模商業開発が次々に起こり、現代的な商業、業務ビルや高層住宅がどんどん建てられている。国内のみならず東南アジアの経済中心都市のひとつとなっており、シンガポール、ジャカルタに次ぐ経済圏である。都心部の幹線道路は広く、自動車交通量は非常に多い。市内を南北に流れるチャオプラヤ川は主要交通動線であり、川側地区では大規模な再開発がいくつもなされ、さらなる計画も進行中である。

サイアム~チットロム地区 Siam-Chit Lom area
 バンコクで最も現代的な商業中心地区であり、世界的にも高水準の大型複合商業施設が連なっている。それらには大きな前面広場があり様々なイベントに使われている。現代的なデザインの巨大アトリウムも多く、そこでもイベントが行われる。商業施設とスカイトレイン(高架鉄道)の駅はスカイウェイ(歩行者通路・ブリッジ)で直結されており、地上の交通混雑や暑さを避けてそちらを利用する人が多い。スカイウォークは立体的に歩車分離を実現している。それらの商業開発地区には先端のデジタルサイネージが多数設けられ、大規模なもの、洗練されたデザインのものも多い。駅のホームドアに組み込まれたものもある。

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大型商業施設セントラルワールド前のプラザ。広い空間で複数の大型イベントが行われ、
建物の縁付近には人々が座り、大いににぎわう。


(続く)
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Great Urban Places in Asia 56 - マラッカ Malacca 4 [アジアの都市探訪]

チャイナタウン(続き)

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チャイナタウンの街路景観
プラナカン建築が並び、中華風の装飾がはためく

マラッカもクアラルンプール同様に、まちなかに車が非常に多い。一方通行になっていてもかなりのスピードを出しており、歩道はないか狭くて歩きにくいところが多い。自動車交通のコントロールが必要と思われた。

<コラム プラナカンレストラン>
オーシャンカフェというレストランに食事に立ち寄った。そこで、ラスカLaskaというニャニャ料理、チャンドルChandolという地元食材が入ったかき氷をいただいた。店の皆さんの笑顔ともてなしの雰囲気があたたかで、街の雰囲気と通じるところがあった。ニャニャとは昔中国本土から渡来した中国人男性とマレー人女性との間に生まれた女性、ラスカはココナツミルクと具がたくさん入った麺のこと。店の奥にある中庭を見せていただいた。そこはプライベートな空間で、キッチンが面していた。

(続く)
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Great Urban Places in Asia 55 - マラッカ Malacca 3 [アジアの都市探訪]

チャイナタウン Chinatown

オランダ広場から川を渡ったところにある。マラッカの中心商業地区であり、プラナカンと呼ばれる中華系移民の子孫による文化の拠点でもある。彼らは日常的にはマレーの生活スタイルを送りながら、イスラム化はせず、冠婚葬祭などについては中国の伝統を守っているといわれる。そのような歴史・文化的土壌があるため、このチャイナタウンはまちが中華風一色ではなく、マレーの建築や装飾と融合した独特のものになっている。

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チャイナタウンにあるプラナカンスタイルのレストラン

チャイナタウンの街並みには、1階は店舗やレストラン、2階は住居からなるショップハウスが多くみられる。1軒分の間口は5mもないくらいだが奥行きは30mほどもある。

(続く)
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Great Urban Places in Asia 54 - マラッカ Malacca 2 [アジアの都市探訪]

マラッカ川沿いの地区 Along the Melaka River
 オランダ広場前に川があり、市街地中心方面から海に向かって流れている。市街地方面は川幅が狭く、その両側に遊歩道が整備されオープンカフェが出ているところもある。小規模の歴史的建築が連続して並び、そのいくつかは修復あるいは改修されている。川には小さな橋がかけられ、川も時間も静かにゆっくり流れ、おとぎ話の世界のようであった。川沿いの一部には地元の小さな工場が集まっている地区があり、店先では鍛冶屋が鉄を鍛えていた。

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マラッカ川に掛けられた橋と遊歩道。時までもがゆっくりと流れているようだ。

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川沿いに歴史的建築が並び、その前面、水面近くに遊歩道が設けられている

(続く)
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Great Urban Places in Asia 53 - マラッカ Malacca 1 [アジアの都市探訪]

マラッカ概要
 この地では14世紀にマラッカ王国が成立し、15世紀にはイスラム教を受け入れ国教とした。その後ヨーロッパ諸国のアジア進出が顕著になり、マラッカは16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダ、19世紀には英国の植民地とされた。太平洋戦争の間は日本が占領し、戦後は再び英国の植民地となり1957年にマラヤ連邦として独立国となった。そのように多数の国がこの地に関心を示した理由は、マラッカ海峡という海上交通の要所にある良港のためであり、その結果多国の歴史や文化が蓄積し、多数の民族が今も暮らす素地になっている。

 マラッカの歴史・観光の拠点はオランダ広場であり、ムラカ(マラッカ)キリスト教会やスタダイス(旧オランダ総督の居宅、現在は博物館で、東南アジア最古のオランダ建築)などが小広場を囲んでコンパクトに立地している。広場には屋台が出て、観光客の賑わいの場となっている。建築の外壁や屋根の色彩の基調色としてややピンクがかった濃い赤茶色が用いられているのが特徴的で、さらに淡い同系色が道路の舗装ブロックにも用いられ、建築、歩道や広場、車道が同系色でまとめられている。
長くさまざまな歴史を経て、今は静かで平和な空気が流れている。

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マラッカ歴史的地区の中心、オランダ広場


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Great Urban Places in Asia 52 - クアラルンプール KL 7 [アジアの都市探訪]

KLCC - Kuala Lumpur City Center

 クアラルンプール・シティセンターはKL都心のビジネスセンターであり、超高層ビルが立ち並ぶ。その中心にあるのがペトロナス・ツインタワーで高さ452m、1998年に完成してから2003年までは世界一の高さであった。タワーの形状はトウモロコシのようで断面は円形で小さく先端に行くほど細くなる。超高層ビルにありがちな圧迫感やさほどの巨大さを感じない。
 ツインタワーの低層部は高級ショッピングセンターであり、そこを出ると公園になっている。ショッピングセンター正面には曲線形の人工池があり、その周囲にはいかにも熱帯らしい植物が多種多数配されている。クアラルンプールの中心市街地には巨大な街路樹や緑地はあるが、ゆったり歩いたり休んだりできるパブリックスペースは意外と少なく、ここは都心のオアシスといえよう。公園の管理水準は高く、遊歩道の各所には視点場が設けられ、案内表示も丁寧にされている。公園は公共施設だが管理はKCLLを管理する民間ディベロッパーによる。開発利益の一部が市民還元されているが、この公園があることによってKLCCの商業的・不動産的価値も上がっている。ツインタワーと公園の夜景は圧巻で、現代クアラルンプールを代表するシンボルである。

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パークサイドからみたKLCC
ショッピングセンターの後ろに立つツインタワーの姿が池に映り込む

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Great Urban Places in Asia 51 - クアラルンプール KL 6 [アジアの都市探訪]

アロー通りの夜店 Night Life on Jalan Alor
 ブキビンタン通りから1ブロック入ったところにアロー通りがある。幅員は24メートル程度で、沿道には3~4階建てのショップハウスが並んでいる。夕方になると、道の半分くらいまで様々な露店、屋台が出て、夜遅くまで多くの人でにぎわっている。クアラルンプールでも最大級の庶民的な露店街である。中華、マレー、インドなど様々なレストランのほか、小さな屋台でお菓子などを売っている店と人で埋め尽くされる。

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クアラルンプール最大級の露天飲食街、アロー通り。
飲食店の上の階には多くの住民が暮らしている。


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Great Urban Places in Asia 50 - クアラルンプール KL 5 [アジアの都市探訪]

ブキビンタン Bukit Bintang 3

 ブキビンタン駅から歩いて行ける範囲だけでも7か所のショッピングセンターがあり、この街のにぎわいの多くはショッピングセンターに依っている。ブキビンタン通りはじめメイン歩行者路では、ショッピングセンターは歩道に開いているか、あるいは壁面に沿って小さな路面店が歩道に開いて並んでおり、ショッピングセンターの単調な壁が続いているところはほとんどない。それら路面店の多くは地元の人たちによる露店で、オーニングやパラソルが並び、庶民的な雰囲気とサービスを提供している。

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ショッピングセンターの前に設けられた小さな店舗

 ショッピングセンターと言っても、ハイエンドなところ、カジュアルなところ、その中間のところ、若者向けのところなどさまざまで、それらが数ブロックの範囲に点在しショップハウスやオープンカフェを持つ歩行者ネットワークを介して連なっているため、ブキビンタンに様々な人を集め、人の流れを作り出している。

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Great Urban Places in Asia 49 - クアラルンプール KL 4 [アジアの都市探訪]

ブキビンタンのオープンカフェ

コーヒー1杯の値段は、まちなかの庶民的な店よりはかなり高めでメイン通りのおしゃれカフェ価格だが、来訪者が暑い日中、日陰でちょっと休む場としては貴重だ。テント型のオープンカフェで1時間ほど過ごしたが、その間おしゃべりをしている人、読書をしている人、何も買わないで居座り店員に怒られている人などさまざまであった。その時にざっとスコールが来たので、雨宿りにもちょうどよかった。

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ブキビンタン・ウォークにある別のオープンカフェ。こちらはしっかりとした構造の建築。

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ブキビンタンの中心部、ブキビンタン通りとブラン通りの交差点 
人も車も多い。建築スタイルはさまざま。


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