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構造物の表現仕上げ「適材適所」 [世界のまちかど]

自宅の近くの小さな川が数年前に改修され、洪水対策のため河道が深くされるとともに、遊歩道が整備され、修景がなされました。それ以来あまり気に留めていなかったのですが、先日、橋の下をみたところ、薄い仕上げ材が貼り付けられていることがわかりました。

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薄いプレートに、軽量モルタルを整形して着色したものが貼り付けられています。このような仕上げは屋内外の様々な場所で用いられていますが、この場所については、このような石の質感を表現する必要はなかったのではと思います。素材には素材にふさわしい使い方があり、それにそぐわないと違和感があります。むろん、どんどん新しい使い方は開発されていますが。

今月開業したJR山手線高輪ゲートウェイ駅は、大屋根で覆われたダイナミックな空間構成ですが、鉄骨の構造材の表面に薄い木材が貼り付けられている箇所が多く、そのディテール、納まりが気になりました。木材の経年劣化も起こるのではと危惧されます。やはり「適材適所」が大切と思います。

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川崎市鹿島田地区での研究発表会 [芝浦工大鈴木研究室の活動]

3/19、川崎市鹿島田地区のエリマネ組織鹿島田DAYSにて、1年間の協働の成果を活かした修士論文と卒業設計の発表、今後の進め方についてのディスカッションを行いました。さまざまなワークショップや公共空間活用社会実験など、鹿島田のみなさまは大変暖かく接してくださり、学生も大いに成長しました。ありがとうございます!
来年度も継続的に参加し、新しいエリマネ活動やplacemakingに地域の皆様といっしょに取り組んでいければと思います。

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立川市での研究発表会 [芝浦工大鈴木研究室の活動]

3/13、芝浦工大鈴木研究室(環境設計)立川班学生の卒業研究成果を、立川市の地元公会堂で発表させていただきました。地元で、農地を活用したアートイベントを毎年開催しているアートインファームの企画、JA東京みどりの共催で実現しました。

この時期なので開催の是非については地元の関係者と協議しましたが、結果としては予想より多く、十数名の方々にご参加いただきました。入口での手の消毒、換気などできる範囲での対処は当然行っての開催でした。

都市近郊農地では、相続問題や生産緑地の更新問題などから無秩序な宅地化が進んでいる箇所が少なくなく、農地にとっても宅地にとっても良くない状況が生じています。地域でビジョンを持つことが求められており、今後とも地域の皆さんと協働で取り組んでいければと思います。

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春は来る

 新コロ関連の話題が非常に多くなり、各方面に大きな影響がでていますが、春は近い!自宅近くの土手には一面に菜の花が咲きました。冷静に、できることをできるだけ自然にやっていきたいと思います。
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