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木の家づくり その25 床断熱 [木の家づくり体験記]

床の断熱は「ネオマフォーム」を用いた。フェノール系断熱材で、燃えても黒煙が出ないということ。燃えては困るのだが。。

前項の壁断熱材と同様に書くと、ネオマフォームは熱伝導率λ[W/mK]=0.020で、最高位のFランクになる。住宅金融公庫の標準仕様書では、関東地方ではFランクの断熱材は、床については15mm厚以上となっている。DHでは厚40mmである。
しかしやはり冬は、1階の床はかなり冷たくなる。

1階床の構造は
大引 90×90
ネオマフォーム 厚40
根太 45×45 @303
荒床 杉 厚15
杉縁甲板(仕上げ) 厚15
となっている。

ネオマフォームは弾性がないので、根太の間にきっちり施工するのはかなり難儀であると、大工さんの話。
隙間が空くと断熱性能が落ちるので、施工手順として、根太施工と同時に断熱材敷設という段取りが必要になる。


1階床
根太の間に断熱材が敷きこまれている。
荒床は、縁甲板と向きを違えるため、斜め敷きになっている。
これも黒木棟梁の施工の丁寧さ。


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