高松の四国村
7/2(日)、高松出張の合間に四国村に行ってみた。民間の施設で高松市の郊外、屋島の傾斜地にあり、主に江戸時代から明治時代にかけての四国の民家や作業小屋、構造物などが移築された屋外博物館。安藤忠雄設計のギャラリーもある。それぞれ興味深い。
写真は南予の茶室「遊庵」で、街道を行くお遍路さんらの休息所だった。ちょっとした板の間があり座れるのだが、これを見てネパールの街にある「パティ」を思いだした。古代、ヒンドゥー僧侶たちをもてなし、あるいは休憩するために使われた小施設だったもので、今でも都市の縁側のような機能を持っている。都市のなかで、誰もがちょっと座って休めるスペースは、今も昔も必要とされている。
また、斜面を流れる水が、とても上手に演出されている。現代的な演出ではなく、自然の地形に沿い、人々の生活のなかで水が取り入れられ生かされていた様子が感じられる。人々は自然の摂理を活かし、必要なものをつくっていた。それらは知恵に満ちており今見ても感動的である。
こちらは砂糖しめ小屋と呼ばれ、サトウキビを搾った場所。円筒形に円錐屋根という、日本の伝統的建築には珍しい形態。
写真は南予の茶室「遊庵」で、街道を行くお遍路さんらの休息所だった。ちょっとした板の間があり座れるのだが、これを見てネパールの街にある「パティ」を思いだした。古代、ヒンドゥー僧侶たちをもてなし、あるいは休憩するために使われた小施設だったもので、今でも都市の縁側のような機能を持っている。都市のなかで、誰もがちょっと座って休めるスペースは、今も昔も必要とされている。
また、斜面を流れる水が、とても上手に演出されている。現代的な演出ではなく、自然の地形に沿い、人々の生活のなかで水が取り入れられ生かされていた様子が感じられる。人々は自然の摂理を活かし、必要なものをつくっていた。それらは知恵に満ちており今見ても感動的である。
こちらは砂糖しめ小屋と呼ばれ、サトウキビを搾った場所。円筒形に円錐屋根という、日本の伝統的建築には珍しい形態。
2017-07-03 00:24
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