高松市の商店街
香川県の「舞台は商店街!コンペ事業」の審査員をしており、その報告会があって高松を訪問した。
高松市の中心部には複数の商店街がある。どれも幅員は10-12m程度と広く、街路全体を覆うアーケードがあり、ネットワークされている。いずれも基本的には歩行者専用だが、自転車の通行は多い。商店街によって、店の種類や客層が異なるが、今でもかなりの数の個店が営業している。これは大きな地域資源である。この多様な個店と広い歩行者空間をいかすことが課題になっている。
高松市中心部の多様な商店街
現在ネットショッピングが普及し、今後ともその傾向が高まることが予想される。アメリカではショッピングセンターの集客も低下しており、単にものを買うという目的だけでは人が集まらないことが明らかになりつつある。商店街も、何かを体験して楽しむために人が集まる場にしていかないと、生き残れない時代である。そこに、商店街がまちづくりに取り組む意味がある。また、特に物販店は、必要なものを買う(buying)ではなく、専門的な知識を生かして買い物を楽しむ(shopping)の場にならないと、人が来ないか、経済効率が高いチェーン店に駆逐されてしまう。これまでの狭い視野の商店街振興策ではとても対応できず、住宅、福祉、教育、文化、交通、都市計画などが相乗りしたまちづくりが必要だ。
高松市の中心部には複数の商店街がある。どれも幅員は10-12m程度と広く、街路全体を覆うアーケードがあり、ネットワークされている。いずれも基本的には歩行者専用だが、自転車の通行は多い。商店街によって、店の種類や客層が異なるが、今でもかなりの数の個店が営業している。これは大きな地域資源である。この多様な個店と広い歩行者空間をいかすことが課題になっている。
高松市中心部の多様な商店街
現在ネットショッピングが普及し、今後ともその傾向が高まることが予想される。アメリカではショッピングセンターの集客も低下しており、単にものを買うという目的だけでは人が集まらないことが明らかになりつつある。商店街も、何かを体験して楽しむために人が集まる場にしていかないと、生き残れない時代である。そこに、商店街がまちづくりに取り組む意味がある。また、特に物販店は、必要なものを買う(buying)ではなく、専門的な知識を生かして買い物を楽しむ(shopping)の場にならないと、人が来ないか、経済効率が高いチェーン店に駆逐されてしまう。これまでの狭い視野の商店街振興策ではとても対応できず、住宅、福祉、教育、文化、交通、都市計画などが相乗りしたまちづくりが必要だ。
2017-03-11 20:43
nice!(1)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0