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シンガポール [世界のまちかど]

3日間シンガポールを訪問した。
シンガポールは現代の最先端をゆく都市である。過去には多くの歴史的建造物を取り壊してきたが、近年ではその保存や再生にも目を向け、効果を上げている。活力と多様性、先進性が感じられる。

シンガポールが他の多くのアジア大都市ともっとも異なる点は、イギリスの植民地として開発がされる以前は小さな漁村であり、都市としての歴史は1819年に上陸したラッフルズ以来のイギリスによる計画的開発から始まったことである。すなわち、現代シンガポールは最初から近現代西欧的手法で計画された都市であることが大きな特徴となっている。そのため、自然発生的な細い路地などを見ることがない。

大雑把に概観すると、シンガポールの景観的特徴は2点ある。ひとつはショップハウス・歴史的シンボリック建築を基本とした都市・住宅街区あるいは列、もうひとつは現代のスーパーブロック超高層大規模複合開発であり、このふたつの共存あるいはコントラストをなしている。それに近現代の高層集合住宅(20-30階建て程度であり、香港のような超高層は少ない)がもう一つの要素として加わる。

現代の大規模開発地区では、歩いて回るにはスケールアウト感があり、方向など分かりにくい個所もあった。しかしながら最先端の都市をつくろうとする意欲、発想、実施できる経済力には瞠目すべきである。

●チャイナタウン
多くの都市でチャイナタウンには密度と活気、庶民性、エネルギーがある。シンガポールのチャイナタウンは駅前の中核的な施設、ショッピングセンター及び数多くのショップハウス群からなっており、ショップハウスは装飾、色彩が多様。土産店も多いが数多くの華人の生活が感じられる。インド人やイスラム系の人も少なからず見かけた。

20140404 Singapore Chinatown s.jpg

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