木の家づくり その24 外壁断熱材 [木の家づくり体験記]
外壁の断熱材は、「パーフェクトバリア」を用いた。
ペットボトルを再生利用したもので、いくらかは環境にも良く(たぶん)、大工さんにとっては、グラスウールのようにチクチクしたり飛散したりしないので、施工しやすい。
なお断熱性能として、熱伝導率λ[W/mK] (厚さ1mの板の両端に1℃の温度差がある時、その板の1㎡を通して、1秒間に流れる熱量のこと) という指標がある。パーフェクトバリアはλ=0.045で、断熱材の性能としてA~Fに6分類されるうちでは、やや下位のBランクになる。住宅金融公庫の標準仕様書では、関東地方ではBランクの断熱材は、真壁づくりの場合35mm厚以上となっている。DHでは厚100mmなので、十分にその仕様を満たしている。
なお断熱材が充分厚いからといって、家の中が充分暖かいあるいは涼しい、ということには、必ずしもならない。
室内の気温には、外気温のほか、窓(カーテン含む)の断熱、ドアなどの開閉状況、室内の熱源の状態、室内の空気循環の状態など、様々な要素が影響する。また同じ気温でも湿度によって快適さは大きく異なる。
パーフェクトバリア 一部施工された状態(綿のように見えるのがパーフェクトバリア)
施工前のパーフェクトバリア
結構かさばるので、搬入のタイミングが大切。
*DHでは室内外の温湿度計測を始めました。
ある程度まとまったら報告します。
2007-12-05 12:41
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