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Great Urban Places in Asia 121 - ソウル Seoul 2 [アジアの都市探訪]

明洞 Myeongdong
 明洞(ミョンドン)はソウル一の繁華街で、商業施設やオフィスが集積する。明洞地区内の道路は自動車交通規制がされ歩行者専用となっている箇所や時間帯が多く、まちは昼も夜も多くの歩行者で賑わう。建物は現代的、中層で間口が狭いものが連なり、壁面位置はほぼそろっている。低層階の大半は物販店、飲食店であり、チェーン店が多いがなかには地元の個店もある。壁面広告は正面据え付け型と袖看板が目立ち、内部発光型が多く、表記は英語とハングルが多く時折日本語も見られる。このまちなみの構成、ファサード、商業形態、看板の表現や形態は東京など日本の大都市と似ており、最も現代商業化したものである。
 夕刻になると、みちに多くの露店が開かれる。宝飾アクセサリー、小物、カバン、靴、衣類、携帯電話、音楽ビデオ類などの物販店のほか、各種の飲食屋台がずらっと並び、まちの密度がさらに増す。その時間帯に出てくる店の多くは地元商業者の個店のようで、昼間は大型店やチェーン店が目立つが夕方になるとぐっと庶民的になり、ローカルな明洞らしさが高まっていく。

明洞.jpg
高級品から庶民的な品まで多種多様な商品を売る露店がみちに出て、明洞の夜は大いに賑わう

(続く)
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