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Great Urban Places in Asia 55 - マラッカ Malacca 3 [アジアの都市探訪]

チャイナタウン Chinatown

オランダ広場から川を渡ったところにある。マラッカの中心商業地区であり、プラナカンと呼ばれる中華系移民の子孫による文化の拠点でもある。彼らは日常的にはマレーの生活スタイルを送りながら、イスラム化はせず、冠婚葬祭などについては中国の伝統を守っているといわれる。そのような歴史・文化的土壌があるため、このチャイナタウンはまちが中華風一色ではなく、マレーの建築や装飾と融合した独特のものになっている。

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チャイナタウンにあるプラナカンスタイルのレストラン

チャイナタウンの街並みには、1階は店舗やレストラン、2階は住居からなるショップハウスが多くみられる。1軒分の間口は5mもないくらいだが奥行きは30mほどもある。

(続く)
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Great Urban Places in Asia 54 - マラッカ Malacca 2 [アジアの都市探訪]

マラッカ川沿いの地区 Along the Melaka River
 オランダ広場前に川があり、市街地中心方面から海に向かって流れている。市街地方面は川幅が狭く、その両側に遊歩道が整備されオープンカフェが出ているところもある。小規模の歴史的建築が連続して並び、そのいくつかは修復あるいは改修されている。川には小さな橋がかけられ、川も時間も静かにゆっくり流れ、おとぎ話の世界のようであった。川沿いの一部には地元の小さな工場が集まっている地区があり、店先では鍛冶屋が鉄を鍛えていた。

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マラッカ川に掛けられた橋と遊歩道。時までもがゆっくりと流れているようだ。

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川沿いに歴史的建築が並び、その前面、水面近くに遊歩道が設けられている

(続く)
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Great Urban Places in Asia 53 - マラッカ Malacca 1 [アジアの都市探訪]

マラッカ概要
 この地では14世紀にマラッカ王国が成立し、15世紀にはイスラム教を受け入れ国教とした。その後ヨーロッパ諸国のアジア進出が顕著になり、マラッカは16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダ、19世紀には英国の植民地とされた。太平洋戦争の間は日本が占領し、戦後は再び英国の植民地となり1957年にマラヤ連邦として独立国となった。そのように多数の国がこの地に関心を示した理由は、マラッカ海峡という海上交通の要所にある良港のためであり、その結果多国の歴史や文化が蓄積し、多数の民族が今も暮らす素地になっている。

 マラッカの歴史・観光の拠点はオランダ広場であり、ムラカ(マラッカ)キリスト教会やスタダイス(旧オランダ総督の居宅、現在は博物館で、東南アジア最古のオランダ建築)などが小広場を囲んでコンパクトに立地している。広場には屋台が出て、観光客の賑わいの場となっている。建築の外壁や屋根の色彩の基調色としてややピンクがかった濃い赤茶色が用いられているのが特徴的で、さらに淡い同系色が道路の舗装ブロックにも用いられ、建築、歩道や広場、車道が同系色でまとめられている。
長くさまざまな歴史を経て、今は静かで平和な空気が流れている。

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マラッカ歴史的地区の中心、オランダ広場


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Great Urban Places in Asia 52 - クアラルンプール KL 7 [アジアの都市探訪]

KLCC - Kuala Lumpur City Center

 クアラルンプール・シティセンターはKL都心のビジネスセンターであり、超高層ビルが立ち並ぶ。その中心にあるのがペトロナス・ツインタワーで高さ452m、1998年に完成してから2003年までは世界一の高さであった。タワーの形状はトウモロコシのようで断面は円形で小さく先端に行くほど細くなる。超高層ビルにありがちな圧迫感やさほどの巨大さを感じない。
 ツインタワーの低層部は高級ショッピングセンターであり、そこを出ると公園になっている。ショッピングセンター正面には曲線形の人工池があり、その周囲にはいかにも熱帯らしい植物が多種多数配されている。クアラルンプールの中心市街地には巨大な街路樹や緑地はあるが、ゆったり歩いたり休んだりできるパブリックスペースは意外と少なく、ここは都心のオアシスといえよう。公園の管理水準は高く、遊歩道の各所には視点場が設けられ、案内表示も丁寧にされている。公園は公共施設だが管理はKCLLを管理する民間ディベロッパーによる。開発利益の一部が市民還元されているが、この公園があることによってKLCCの商業的・不動産的価値も上がっている。ツインタワーと公園の夜景は圧巻で、現代クアラルンプールを代表するシンボルである。

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パークサイドからみたKLCC
ショッピングセンターの後ろに立つツインタワーの姿が池に映り込む

(続く)
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