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Great Urban Places in Asia 51 - クアラルンプール KL 6 [アジアの都市探訪]

アロー通りの夜店 Night Life on Jalan Alor
 ブキビンタン通りから1ブロック入ったところにアロー通りがある。幅員は24メートル程度で、沿道には3~4階建てのショップハウスが並んでいる。夕方になると、道の半分くらいまで様々な露店、屋台が出て、夜遅くまで多くの人でにぎわっている。クアラルンプールでも最大級の庶民的な露店街である。中華、マレー、インドなど様々なレストランのほか、小さな屋台でお菓子などを売っている店と人で埋め尽くされる。

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クアラルンプール最大級の露天飲食街、アロー通り。
飲食店の上の階には多くの住民が暮らしている。


(続く)
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Great Urban Places in Asia 50 - クアラルンプール KL 5 [アジアの都市探訪]

ブキビンタン Bukit Bintang 3

 ブキビンタン駅から歩いて行ける範囲だけでも7か所のショッピングセンターがあり、この街のにぎわいの多くはショッピングセンターに依っている。ブキビンタン通りはじめメイン歩行者路では、ショッピングセンターは歩道に開いているか、あるいは壁面に沿って小さな路面店が歩道に開いて並んでおり、ショッピングセンターの単調な壁が続いているところはほとんどない。それら路面店の多くは地元の人たちによる露店で、オーニングやパラソルが並び、庶民的な雰囲気とサービスを提供している。

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ショッピングセンターの前に設けられた小さな店舗

 ショッピングセンターと言っても、ハイエンドなところ、カジュアルなところ、その中間のところ、若者向けのところなどさまざまで、それらが数ブロックの範囲に点在しショップハウスやオープンカフェを持つ歩行者ネットワークを介して連なっているため、ブキビンタンに様々な人を集め、人の流れを作り出している。

(続く)
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Great Urban Places in Asia 49 - クアラルンプール KL 4 [アジアの都市探訪]

ブキビンタンのオープンカフェ

コーヒー1杯の値段は、まちなかの庶民的な店よりはかなり高めでメイン通りのおしゃれカフェ価格だが、来訪者が暑い日中、日陰でちょっと休む場としては貴重だ。テント型のオープンカフェで1時間ほど過ごしたが、その間おしゃべりをしている人、読書をしている人、何も買わないで居座り店員に怒られている人などさまざまであった。その時にざっとスコールが来たので、雨宿りにもちょうどよかった。

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ブキビンタン・ウォークにある別のオープンカフェ。こちらはしっかりとした構造の建築。

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ブキビンタンの中心部、ブキビンタン通りとブラン通りの交差点 
人も車も多い。建築スタイルはさまざま。


(続く)
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Great Urban Places in Asia 48 - クアラルンプール KL 3 [アジアの都市探訪]

ブキビンタン Bukit Bintang

 ブキビンタンはクアラルンプール都心部にあり、最もファッショナブルでにぎわいを見せている地区である。ブキは「丘」、ビンタンは「星」で、かつては泥川の合流地にあって星が満天に輝く丘だったものが、今日では幾百万の灯が地上に輝く都市になった。ブキビンタンの近くには自然森が保全されたブキナナス Bukit Nanasと呼ばれる公園があり、そちらは「パイナップルの丘」という意味。地名は地域の自然と歴史を思い起こさせてくれる。

 この地区に商業集積が始まったのは1950年代である。当時は混雑し、汚かったといわれる。1990年代に、クアラルンプールに拠点を持つ国際的なディベロッパーが再開発に乗り出し、用地を買収しブキビンタン通りJalan Bukit Bintangの一部を再編してブキビンタン・ウォークと呼ばれる広い歩道を整備した。当初はパリのシャンゼリゼのような開発イメージを持っていたといわれるが、今日の姿はシャンゼリゼではなく、ブキビンタンならではのものだ。

 クアラルンプールの公共交通機関として、中心市街地の主要部を通るモノレールが重要な役割を果たしている。モノレール「ブキビンタン」駅は地区のほぼ中心部、ブキビンタン通りとサルタンイスメイル通り(Jalan Sultan Ismail)交差点近くにある。モノレール駅からブキビンタン通りを西に進むと、右(北)側はショップハウスが連なり、左(南)側はブキビンタンプラザと呼ばれるショッピングセンターになっている。ショップハウスとショッピングセンターの混在が、まちの景観や使われ方として、この街の大きな特徴となっている。

 ブキビンタン通りのショップハウス側の歩道幅員は2~3m程度である。そこには植樹やごみ箱などがあり、歩行者通行量が多いため空間の余裕はあまりなく、歩きにくいところが多い。植樹はヤシ並木で、ショップハウスのファサードとあいまっていかにも東南アジアの都市らしい街並み景観となっている。ヤシは葉張りが小さいので歩道につくる日陰は小さく、歩行者としてはもっと日陰が欲しいところだが、歩道幅員が狭いのであえてそこに見合う樹種が選択されたのかもしれない。

 ショッピングセンターに接する歩道は、再開発の際に歩道が広げられ、歩行空間が広く取られている。その広い歩道の中にオープンカフェが数か所つくられている。それらの形態は様々で、大きなテントを張ったようなものや、壁と屋根がある本格的な建築もある。カフェの運営はその歩道に接する建物の路面店によるものと独立運営のものがあり、前者の場合は、オープンカフェにはテーブルと椅子のみが置かれドリンクや食べ物は店から運んでくる。

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ブキビンタン通り、大型テント状のオープンカフェ。

(続く)
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