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ハッピーロード大山商店街 [世界のまちかど]

ハッピーロード大山商店街は東京都板橋区にあり、副都心池袋から東武東上線で3つめの大山駅を起点とする、延長約500mの商店街である。近年、大型店やネットショップに押され、近隣型商店街がどんどん少なくなっているなか、まだまだ元気にがんばり住民の日常生活を支えている。

店舗数は155で、「グルメ・フード」が最も多く63店、次いで「生活雑貨」32店、「ビューティー・ヘルス」19店、「金融・サービス・その他」18店、「ファッション・アクセサリ」16店、「エンタメ」7店となっている(数字は商店街ホームページより)。また、ナショナルチェーン店よりも地元店、ローカルチェーン店が多いことが大きな特徴である。八百屋、肉屋、魚屋という生鮮三品の個店もあり、和菓子屋も複数ある。商店街直営の「とれたて村」では、板橋区と協働で、全国13市町村と契約してそれぞれの産地からの野菜や特産品などを販売している。

また、コミュニティ活動にも注力しており、地域の障がい者支援や震災復興支援なども行っている。

ネット社会になればなるほど、このような地域型の商店街の価値が高まると思われる。

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商店街のほぼ全体にアーケードが設けられている。

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地元の肉屋、手づくりサンドイッチ店

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地元の洋品店も健在

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地元「いたばしプロレスリング」のレスラーも参加して、餅つきと甘酒ふるまい。
ハッピーロード大山公認レスラーもいる。


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2019年10月 台風19号の影響

昨年、2019年10月12日の台風19号は東日本各地に大きな水害をもたらしました。私が住んでいる埼玉県和光市北部は荒川近辺の低地にあります。荒川の増水により避難勧告が出され緊迫した状況でしたが、幸いにして洪水は発生しませんでした。この付近の荒川沿いにはスーパー堤防が築かれ、その間の河川敷は普段は公園、緑地、運動場、ゴルフ場、貯水池・調節池として使われていますが、台風でほとんど水没しました。台風の翌朝に現地を見て回りましたが、あと2mほどでスーパー堤防に達するほどの高水位でした。防災まちづくりの必要性を改めて強く感じます。
 台風後数日で水位は戻りましたが、大量のごみと泥が堆積しました。プロ野球ヤクルトスワローズのグラウンドやゴルフ場は復旧しましたが、公園は台風後3か月以上経った現在でも閉鎖中です。特に泥の処理と清掃が課題のようで、現地にいくと被災して泥を被った風景と臭いが残っています。普段はジョギング、サイクリング、様々なスポーツが行われ、公園は子どもたちや家族連れの歓声でにぎわっていますが、今はひとの気配はほとんどありません。自然環境への影響も少なからずあったでしょう。
 この区域は戸田市に属しており、戸田市では復旧のためクラウドファンディングを募集中です。募集額は1.5億円でクラウドファンディングとしてはかなり高額で、今のところ達成率はまだまだ低い状態です。私もこのエリアの利用者の一人として些少ながら募金しましたが、多くの利用者の協力によって、にぎわいと自然環境が回復していくことを願っています。

戸田市クラウドファンディングのサイト
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/213/midori-koen-douman-crowdfunding.html

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2019年10月13日 台風19号の翌朝

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2020年1月13日 上記写真とほぼ同じところからの撮影 台風後は水色の線あたりまで増水した





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自由学園明日館 [世界のまちかど]

 先日、研究室の学生を連れて、池袋にあるフランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館を見学しました。全員がそれぞれ好みの場所で、屋外屋内1点ずつの短時間スケッチ。スケッチは、場をよく見て感じとるにはよい手法です。

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 池袋は以前からよく行く馴染みのある街です。豊島区では国際アートカルチャー都市構想を進めており、近年南池袋公園はじめ西口広場、we road(鉄道下の通路)、Hareza中池袋公園などを相次いで整備しており、池袋のイメージや機能向上を図っており、今後もウォッチしていきます。
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朝霞シンボルロード [ランドスケープ]

 今年のオリンピックの射撃は、埼玉県朝霞市の陸上自衛隊駐屯地内で行われます。朝霞市役所前から自衛隊までは、以前から豊かなケヤキ並木のある道ですが、その道路を30mほど拡幅し、歩行者が楽しんで通行できるシンボルロードとする整備が進められています。私は市の計画検討委員会のメンバーとして参加していました。
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 拡幅対象地は戦前は陸軍用地、戦後は接収されて米軍基地であった土地で、その後返還され国管理となり、長年未利用のまま放置されていました。十分に管理されないまま自然回帰が進んで、荒れた森林の状態となっており、一部には旧米軍時代に起因する土壌汚染も残っています。旧米軍の兵舎跡など戦争遺跡と呼べる構造物も残されており、それらを積極的に活かした案も検討されましたが、国有地を市が引き取る際の価格や条件面の問題があり、オリンピックまでの整備は道路側の30m部分に限定されました。
 だいぶ工事が進み、以前は下草が生い茂って全く見通せなかった部分が、開放的な遊歩道になります。まだ未整備で閉鎖された部分が広く残っており、今後はここが軍用地であったことの記憶も残し、貴重な歴史と自然が残された空間として、整備が進められることを期待します。

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