東京下町 戦災で焼失しなかったエリア [世界のまちかど]
東京の下町、台東区は広く空襲で焼失したが、上野に近い御徒町から稲荷町あたりにかけての一帯に被災しなかった区域がある(地図の白い部分)。そこには戦前から存在していたとみられる建築や路地ががあちこちに残り、今でも使われている。
銅板葺き看板建築の長屋
薄型看板建築
狭い路地が残され、住民によって緑がていねいに管理されているところもある
地区の一角には佐竹商店街がある。アーケードがかかり昭和レトロの雰囲気で、元気に営業しているお店も少なくない。この甘味・軽食堂は昭和35年(1960) から営業されているとのことで、焼きそば+アイスクリームセットで500円、これで本当に大丈夫なんですか?という値段だった。
やはり戦争で焼失を免れ、今日まで存在してメッセージやサービスを発していることの意義は大きい。続けることは大変だろうが、なんらかのかたちで次の世代に継承していただきたいものだ。
地図は「戦災消失区域表示帝都近傍図(昭和21年)国際日本文化研究センター所蔵」。
銅板葺き看板建築の長屋
薄型看板建築
狭い路地が残され、住民によって緑がていねいに管理されているところもある
地区の一角には佐竹商店街がある。アーケードがかかり昭和レトロの雰囲気で、元気に営業しているお店も少なくない。この甘味・軽食堂は昭和35年(1960) から営業されているとのことで、焼きそば+アイスクリームセットで500円、これで本当に大丈夫なんですか?という値段だった。
やはり戦争で焼失を免れ、今日まで存在してメッセージやサービスを発していることの意義は大きい。続けることは大変だろうが、なんらかのかたちで次の世代に継承していただきたいものだ。
地図は「戦災消失区域表示帝都近傍図(昭和21年)国際日本文化研究センター所蔵」。
2016-09-26 14:37
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