サンフランシスコのパークレット [アーバンデザイン]
5/29-6/4に、久しぶりにサンフランシスコに行ってきました。
これは道路の一部を使ったパークレット parklet です。
ストリートは車や自転車など通過するだけのものではない、コミュニティのパブリックスペースであるべきというのが基本的な考え方になっています。
Parkletとはもともと路上のパーキングだったものを他の用途に貸し出す、使わせるといった意味です。
整備や運営の概要は次のとおり。
・基本的には歩道をはさんだ向かい側の店舗が主体となって、ここにパークレットをつくりたいと発案する。
・その店は、周辺の店舗など関係者全員の合意を得なければならない。駐車スペースが減るのは困る、商売の邪魔、商売敵になるので反対という人などに対して、全て説得して同意を得る必要がある。
・その合意が得られた時点で、それはコミュニティの合意、コミュニティ発意のプランとなる。このことは必須。その上で市役所に申請する。
・市にもさまざまな基準があり、それに則しているか審査がある。
・基準の範囲で、デザインはコミュニティサイドで行う。
・整備費用は一定額を上限としてコミュニティ(店舗)負担。
・維持管理は100%、発意した店舗が負担。
・そのようにして店舗が負担したものであっても、必ず、誰でも使えるようにしておかなければならない。
・店側は、そのような負担をしても、座席の増加などで売り上げアップが期待できる。
・絵本の本屋がパークレットを作り、そこで本の読み聞かせなどを行い、コミュニティスペースとして活用されている例もある。
これはもうひとつ別のパークレット。左側が誰でも使えるパブリックパークレット、右側の飲食店舗側の椅子テーブルは店舗が用意したものでそこのお客さん専用になっています。このパターンは結構多いです。パークレットの手前は路上コインパーキング。
これはパークレットではないのだが、やや似た機能を持つもの。サンフランシスコの緑化を進めているFriends of the Urban Forestという組織が、州森林管理局やコミュニティ森林プログラムなどと協働し、地権者も一部負担して整備している。座る場所もある。この向かいにはブルーボトルコーヒーがあります。
これは道路の一部を使ったパークレット parklet です。
ストリートは車や自転車など通過するだけのものではない、コミュニティのパブリックスペースであるべきというのが基本的な考え方になっています。
Parkletとはもともと路上のパーキングだったものを他の用途に貸し出す、使わせるといった意味です。
整備や運営の概要は次のとおり。
・基本的には歩道をはさんだ向かい側の店舗が主体となって、ここにパークレットをつくりたいと発案する。
・その店は、周辺の店舗など関係者全員の合意を得なければならない。駐車スペースが減るのは困る、商売の邪魔、商売敵になるので反対という人などに対して、全て説得して同意を得る必要がある。
・その合意が得られた時点で、それはコミュニティの合意、コミュニティ発意のプランとなる。このことは必須。その上で市役所に申請する。
・市にもさまざまな基準があり、それに則しているか審査がある。
・基準の範囲で、デザインはコミュニティサイドで行う。
・整備費用は一定額を上限としてコミュニティ(店舗)負担。
・維持管理は100%、発意した店舗が負担。
・そのようにして店舗が負担したものであっても、必ず、誰でも使えるようにしておかなければならない。
・店側は、そのような負担をしても、座席の増加などで売り上げアップが期待できる。
・絵本の本屋がパークレットを作り、そこで本の読み聞かせなどを行い、コミュニティスペースとして活用されている例もある。
これはもうひとつ別のパークレット。左側が誰でも使えるパブリックパークレット、右側の飲食店舗側の椅子テーブルは店舗が用意したものでそこのお客さん専用になっています。このパターンは結構多いです。パークレットの手前は路上コインパーキング。
これはパークレットではないのだが、やや似た機能を持つもの。サンフランシスコの緑化を進めているFriends of the Urban Forestという組織が、州森林管理局やコミュニティ森林プログラムなどと協働し、地権者も一部負担して整備している。座る場所もある。この向かいにはブルーボトルコーヒーがあります。
2016-06-10 14:41
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0