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戸塚駅周辺の広場づくり計画 [まちづくりの仕事]

JR東海道線戸塚駅周辺では、長年にわたって区画整理事業が行われてきました。開かずの大踏切を解消するため、昨年1月の大踏切デッキ(歩行者橋)開通に続き、今年3月25日には自動車通行に供するトンネル「戸塚アンダーパス」が開通します。

その事業において、駅周辺にいくつかのユニークな場所が生まれます。
「一休さん」は、アンダーパスや道路整備に伴って生まれた楕円形の広場(歩道)で、歩行者デッキに至るエレベーター前の休憩や、ちょっとしたイベントに使うことが想定されます。一休みすることができ、お寺の前にあるので「一休さん」と名付けられました。

「ふたかけ広場」は、アンダーパスの上部空間を利用したもので(位置づけ上は道路)、近所の子どもたちが遊べるような仕上げパターン、保護者の休憩スペース、ミニステージなどが設けられます。
1/22、それらの計画について地元住民の会議があり、植えられる樹木類、住民が関わった管理方法などが検討されました。

駅東口には、ふみきり閉鎖後には自動車交通量が大幅に減る道路空間を活かした「にぎわい広場(位置づけは道路)」が整備され、3月29日にはそこで踏切閉鎖記念イベントが行われます。

この区画整理事業が都市計画決定されたのは昭和37年(1962)、実に50年以上かけた事業も、あと1年余りで完了となります。

20150124戸塚駅周辺図s.jpg
(Photo from Google Earth)

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