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札幌雪祭り [まちづくりイベント]

2/11(祝日)、ある地区のまちづくり関係会議で札幌に出張した折り、ラッキーにも雪祭り最終日で、初めて見ることができました。陸上自衛隊の協力体制縮小や景気動向などによって以前よりもだいぶ雪像が少なくなっているそうだが、それでもかなりの人出で海外からの観光客も多数あり、雪国の大都市でしかできないさすがのイベント。ただし市民はあまり見に来ないのだそうだ。

雪祭り台北.jpg
台北の超高層建築や博物館などをモチーフとした氷像

このイベントの始まりは1950年で、中学、高校生が5~6基の雪像をつくったが、その後イベントが巨大化するにつれ、一般市民の手づくりイベントから、観光客対象の大型イベントに変化した。今では日本を代表するイベントのひとつになっているが、市民の関心が薄れているとしたら、市民雪像コーナーを駅前などにぎやかなところに設ける、雪明りとの抱き合わせ、再び学校の参加を得るなど、初心を振り返ることも良いかもしれない。もちろん関係者の方々は様々考えているだろう。

公共空間のにぎわい利用という観点からは、大通公園を準備期間を含めて1か月程度占用し、1週間の開催期間中は数多くの店が出、すすきの中心部の道路も1週間通行止めになるのだから、特例扱いではあろうが、かなり幅広い利用であり、様々な可能性を感じる。公共空間の使い方や管理方法として、この雪祭りを単に特例とせず、各地でいろいろと広まってほしいものである。
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