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富岡製糸場 [建築紹介]

富岡製糸場は、明治5年完成し、新生日本の殖産興業のシンボルとして生糸生産を行ってきた。
最盛期には400-500名ほどの女工が勤務していた。労働条件は、「女工哀史」のようなものではなく、1日平均8時間で、寮や診療所もあった。

現存している建物のいくつかが「世界遺産暫定リスト」に登録されている。
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繭の倉庫。
木骨レンガ造であり、設計はフランスの技師、施工は日本の職人である。窓が多いのは、光と風を取り入れるため。
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正面は繭から生糸を取り出す「練糸場」、右は繭倉庫。和洋折衷のおもしろい様式。
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練糸場内部。木骨トラス(キングポスト)構造になっている。
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工場の建設と運転管理のために雇われたフランス人技術者ブリューナ一家の住居。
これも木骨レンガ造、和洋折衷で、いかにも明治という時代を感じさせる。
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事務所と応接室
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中庭には煙突や乾燥室などがあるが、近くには立ち寄れない。
植栽も和洋折衷で、松がシンボリック。
20110830富岡製紙場スケッチss.jpg

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